矯正治療は保険がききますか?
矯正治療は、特別な場合を除き保険は適用されません。保険が使えるのは顎の手術を伴う顎外科矯正治療と先天的な原因による不正咬合の治療の場合に限ります。(しかし、この場合でも保険を使うには指定の矯正専門医で受診することが必要です。)
矯正治療に長い時間がかかるのはなぜですか?
矯正治療では歯を削ることはありません。歯に一定方向の力を継続的に加えることによって、骨の中を少しずつ正しい位置へ移動させていきます。かたい骨の中を動かしていくので、時間はかかってしまいます。
目立たないように治療できますか?
現在は、白いブラケットを歯につけて目立たないようにするのが一般的です。また現在では矯正する方も増えてきているので、昔ほど装置を気にする必要はないかと思われます。
痛みはありますか?
歯が動き始めるとき多少の痛みがあります。痛みの感じ方には個人差がありますが、小学生でも治療しているので、心配するほどではありません。また、痛みがある場合でも、3~5日程度でおさまります。
受験や入試試験の面接に不利になったりしませんか?
受験の時、矯正治療中だった患者さんは多くいらっしゃいますが、試験の妨げになった事はありません。全く影響はないと考えています。また、入社試験の面接でも装置をつけていることで問題となることはありません。むしろ口腔衛生に対し気を配っていると評価されることが多いようです。